引越すためには、新居探しや業者探し、そして引越しにともなう役所や郵便、電気、ガス、水道などの手続き…。

そこで引越しにかかわる「やるべきこと」をリストにまとめました!

STEP1 引越し先の物件が決まったらやること

1.引越し日を決める

まず考えるべきは、引越し日。全体スケジュールを決める大きなポイントにもなるので、引越し日は大まかにでも出来れば1カ月前には検討を始めましょう。

2.賃貸契約を結ぶ・初期費用の支払い

貸主に支払う敷金(敷引)・礼金・前家賃や、不動産会社に支払う仲介手数料など、契約時に支払う初期費用はさまざまです。引越しの際には余裕をもって見積もっておきましょう。

3.引越し業者選び

引越し業者と一言でいっても、全国展開している会社やその土地に密着している会社、個人で行っている会社など、その規模はさまざまです。どの引越し会社にも一長一短ありますが、まずは一度会社の規模に関係なく複数の会社から相見積もりをとり、それぞれの特徴を踏まえたうえで、引越し会社を選びましょう!

4.引越し見積もり依頼

自分にあった引越し業者を選ぶには、複数の引越し業者へ見積もりをお願いするのも方法のひとつ。

弊社は無料でお見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください!

5.現住居の管理会社・大家さんに賃貸契約解約の連絡

賃貸住宅に住んでいる場合、できるだけ早く管理会社もしくは大家さんへ引越しが決まったことを連絡しましょう。賃貸契約の解約は1カ月前までに申し出るのが一般的です。引越し作業をする日がまだ決まっていない場合は、おおよその退去時期を伝えると良いでしょう。

STEP2 引越し日が決まったら早めにやること

6.引越し業者に依頼

引越し業者への依頼は、引越したい時期の1カ月から2週間前までに行うと、余裕をもって引越しをすることができます。複数の業者から見積もりをとったり、自分の希望を照らし合わせたりするなどして決めた1社と契約をかわし、正式に引越しの日取りを確定します。

余裕を持って依頼するのがベターですが、どうしても急遽対応してほしい…といった場合もあるかと思います。急なお引越しにも弊社は対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

7.全体スケジュールを決定

引越し日が決まった後は、「何を、いつまでにするか」を、カレンダーに落とし込みます。普段使わないものの荷造りは早めに済ませる、新居で必要な家財や新調する家電を選んで配送してもらうなど、引越し後のことも考えながら進めるのがベター。

8.旧居の退去申告

引越し日が確定したら、退去日を大家さんや管理会社に伝えます。申告には期限があり、契約解約の1カ月前までにというのが一般的です。退去日が決まったら早めに連絡するようにしましょう。また、その際に残りの家賃の精算方法などについても確認しておきましょう。

9.転居はがきの作成

越しをしたら、関係各所へ挨拶状を送るのがマナー。最近ではLINEやメールで報告する人も増えていることでしょう。しかし、あえて引越し報告をはがきや手紙で行うメリットは、思ったよりも大きいものです。

まず、郵便で報告をすることによって丁寧な人だという印象が強くなります。メールはその性質からどうしても個人宛ての報告となりますが、家族が目に触れる機会が高くなるはがきであれば、相手の家族にまとめて報告することもできるでしょう。家族ぐるみでお付き合いをしている相手なら、はがきや手紙はよい手段といえます。

今後のお付き合いのなかで、「常識のあるしっかりした人」であることを印象づけるには、引越しの報告はLINEやメールでなく、はがきや手紙のほうが適しているといえるかもしれません。手間は多少かかりますが、それだけの価値はあります。

挨拶状を送るのは引越しが終わって3カ月以内にお知らせするのが良いとされています。上司や先輩など、目上の人と、友人や知人といったように、送る相手に合わせて挨拶状を作成しましょう。

10.粗大ゴミの収集依頼・不用品の処分

不用品の処分方法は、「捨てる」「売る」「譲る」の3つに分類できます。不用品回収を行っている業者に頼むこともできますが、家電や大型家具は捨てるだけでもお金がかかりますから、時間があればフリマアプリを利用したり、寄付したりすることを検討しても良いでしょう。

粗大ゴミの収集には予約が必要です。予約が埋まってしまうと粗大ゴミを捨てられず、引越し先に不用品を持っていかなければならなくなってしまいますので、早めに申し込むようにしましょう。

11.梱包資材の準備

ダンボールや、割れ物を包むプチプチ(気泡緩衝材)、ガムテープや油性ペンなど、梱包に使う資材をそろえておきましょう。

ダンボールは引越し業者によっては規定数までは無料でもらえたりします。そのほか、コップや皿など割れ物を包む専用の収納ケースや、衣類をまとめてしまえるハンガーケース、布団袋など、オリジナルの梱包資材が各社で用意されています。

弊社の場合、お値段を低価格でご提供させていただいているため、原則、お客様ご自身で梱包材の御用意及び梱包作業をしていただきます。梱包材又は梱包作業を弊社にご依頼の場合には有料にて対応させて頂きます。

詳しくはお気軽にお問い合わせください。

12.幼稚園や保育園の転園手続き・小中学校・高校の転校手続き

転園には、転園先での親子面談や入学金の準備、必要書類の提出が必要です。

また、公立の小中学校の場合は、在学中の学校から「在学証明書」「教科用図書給与証明書」を受けとり、役所・役場で住民票の手続き時にもらえる「転入学通知書」と一緒に転校する学校へ提出します。

私立や公立高校の場合は、各学校や各都道府県によって手続きの方法が異なりますが、希望する高校に欠員があって、なおかつ編入または転入試験に合格する必要がある場合が多いです。

それぞれ必要な書類をしっかりと確認し、できるだけ余裕をもって手続きするようにしましょう。

STEP3 引越し2週間前までにやること

13.新居のレイアウト検討

新居の家具・家電の配置は、引越し前から考えておくことが大切です。あらかじめ配置する場所を決めておけば、引越し当日の搬入作業もスムーズになります。どの部屋をどう使うかが決まると、その部屋に置くべき家具が分かるので、まずは間取図を参考に部屋の使い方を明確にしましょう。

14.すぐに使わないものの荷造り<靴>

多くの場合、靴はダンボールにある程度まとめて入れる、というのが基本的な靴の梱包方法です。しかし、靴を買ったときの箱が残っていれば、その中に入れてふたが開かないよう縛るという梱包方法もあります。簡単ですが、全て箱に入れてしまうと荷物量が増えるというデメリットもあります。

15.すぐに使わないものの荷造り<本・漫画>

本や漫画は重量があるので、梱包にも工夫が必要です。小さめのダンボールを選び、自分で動かせる重さに調整します。

16.すぐに使わないものの荷造り<割れ物・刃物>

壊れ物や刃物は、緩衝材や新聞紙などの梱包資材を使って丁寧に包みます。割れ物は上下の振動に弱いので、しっかりとダンボールの底や隙間、横にもクッションの役割を果たすものを詰めるのがコツです。

17.固定電話の契約変更手続き【電話で手続き】

電話番号の移転手続きは、基本的にNTTへ電話→工事予約→開通工事の3段階で完了します。固定電話の移転をしようとしている方は、新居で早めに開通できるように、引越し前に電話の工事を予約しておき、引越してからすぐに作業をしてもらえるようなスケジュールを組むと良いでしょう。

STEP4 引越し1週間前までにやること

18.すぐ使うものの荷造り

携帯電話の充電器や歯ブラシ、タオルなどの日用品は、引っ越し直前・直後に必要になるものです。それらは1つの箱にまとめ、箱を閉めるのは最後の最後にしましょう。その箱を開けさえすれば、取り急ぎの生活用品が取り出せるので便利です。

19.転出届を提出【役所やオンライン、郵送で手続き】

異なる市区町村へ引っ越しする場合には「転出届」を役所に提出します。窓口に行かなくても、マイナンバーカードがあればオンラインで、なければ郵送で手続きができます。詳細は各市町村のHPを確認してください。
「転出届」を出すことでもらえる「転出証明書」は、転居先で転入届を出す際に使うので、なくさないように持っていてください。

20.国民健康保険の資格喪失手続き【役所で手続き】

国民健康保険に加入している世帯は、転出届の提出と同時に国民健康保険の資格喪失を行います。その際、世帯全員分の保険証を役所に返還する必要があります。
詳細は役所でご確認ください。

21.福祉関係【役所で手続き】

引っ越しをする際には、乳児医療費助成や児童手当、介護保険、後期高齢者医療費助成などの福祉医療や手当に関する手続きが必要になります。自分が該当するものをしっかりと確認するようにしましょう。

22.インターネットの解約、契約【ネットで手続き】

インターネットを解約する際には、プロバイダーによって当月の解約締め日が違うため、早めに手続きをしないと翌月分の料金も払わなければいけなくなってしまう場合もあります。早めの手続きを心がけましょう。

モデムやルーターをレンタルしている場合は、返却手続きもあります。返却し忘れがないように、全ての機器をひとまとめにしておきましょう。

また、引越し先でも継続してインターネットを使用する場合は、引越し手続きが必要です。一戸建てか集合住宅か、また加入しているプランによっても必要な手続きや条件が異なるため、現在契約しているプロバイダーに問い合わせてみるのがおすすめです。
特に集合住宅では既に異なる回線が引かれていることも多く、現在使用している回線を使えるかどうかも確認が必要です。

23.電気の停止手続き【電話、ネット、申込用紙で手続き】

旧居の電気を停止する手続きとしてまず行うのが、利用している電力会社への連絡です。連絡の方法は電話とインターネットの2つがあります。引越し日が決まったら早めに連絡するのが良いでしょう。

また、新居の電気を開始する際には、インターネットもしくは備え付けの申込用紙に使用開始の申し込みをすることが必要です。

24.ガスの停止手続き・開栓の予約【ネット、電話で手続き】

閉栓の際には立ち会いの必要はありません。ガスの開栓は利用開始に当たって係員の立ち会いが必要となるため、春などの引越しシーズンには手続きが混み合い、希望どおりに予約を入れられないことがあります。余裕をもって2~3週間前には手続きを終わらせておきましょう。

25.水道の停止手続き【電話、ネット、郵送で手続き】

引越しの3~4日前までを目安に、現在利用している水道局へ連絡して水道の停止手続きをします。連絡方法は電話とインターネットの2つがあります。入居の際は、まず新住所の管轄水道局へ連絡します。こちらは、電話、インターネット、郵送の3パターンがあります。

26.郵便物の転送届【郵便局、ネットで手続き】

指定した日から1年間は、旧住所に届いた郵便物を新居に転送してくれる日本郵政(郵便局)による無料サービスがあります。郵便局で係員に郵便物の転送手続きを希望する旨を伝えると、転居届の用紙を渡されるので必要事項を記入し本人確認書類と併せて提出しましょう。

27.NHKの住所変更【ネットで手続き】

世帯全体が異動する引越しの場合、契約住所を新住所へ変更する必要があります。この手続きは、NHKのホームページから簡単に行うことができます。世帯から独立する場合は、NHKと新規契約する必要があります。

28.衛星放送・ケーブルテレビの契約【ネットで手続き】

新居でも引き続き視聴する場合は、住所変更などの手続きを行います。引越しを機に解約する場合は、月の解約期限を過ぎてしまわないように気をつけましょう。

また、ケーブルテレビの解約では、設備の撤去で工事が必要となることもあるので、早めの手続きを心がけると良いでしょう。

29.各種配達サービスの住所変更【電話、ネット、郵送で手続き】

何か定期的な配送サービスを利用している場合にも手続きが必要になります。

配送サービスは、ネット上から住所等の情報の変更が行えることがほとんどですが、中には電話や郵送で手続きを行わなければならない場合もあるので、しっかりと確認するようにしましょう。

30.新聞の継続、もしくは解約手続き【電話、ネットで手続き】

購読継続をするかどうかにかかわらず、新聞も手続きが必要になります。新聞の配達が行われている代理店に直接、転居の連絡をしましょう。